梓川テプコ館を後にして車で走ること2時間程。
高山って松本インターから、こんなにも遠かったのね・・・
相当の雨が降り出してきた。
本当は飛騨大鍾乳洞、飛騨の里、新穂高ロープウェイの3箇所を訪れたかったんだけれど、
閉館時間を考えると全部は無理。
雨も激しくなってきたからロープウェイは諦めて飛騨大鍾乳洞に向かってくねくねカーブ道を進む。
日本って山が多く自然もいっぱい残っている国だったのね。
飛騨大鍾乳洞はこの時期、営業時間は17時まで。
なんとかギリギリ間に合いそう・・・
だけど冬じゃなくてよかったよ。
11月から3月までは16時に営業が終了しちゃうんだもん。
でっかい看板がある道を曲がるとすぐに施設に辿り着くのかと思ったんだけど、そこからも結構距離あるんだね。
だけど俺たちと同じように鍾乳洞方向に向かっているバスを発見して一安心。
まさか旅行のプロである旅行会社が準備した観光バスが営業時間に間に合わなくて入場できなかったりなんてことはないもんね。
車を降りるとさすがの山の中。
肌寒い。
朝まで東京方面で暑い暑い汗をかいていたことを考えるとすごく贅沢な気分。
ネットをみてプリントしてきた10%OFFのクーポンを提示して入場券を購入。
なんとか間に合いました。
入場終了時間の15分前です。
危ない危ない・・・
まずは併設している2階フロアの大橋コレクション館へ。
昭和62年にOPENした飛騨大鍾乳洞の発見者 故 大橋 外吉氏が集めた美術品・装飾品・化石などを展示したコレクション館です。
実は旅行プランを妻にまかせっきりにしていた俺はこんな施設が併設されていることを知りませんでした。
相当価値がありそうな陶器が所狭しと陳列されているんだけれど、陶器よりもやっぱり目が注目しちゃうのが金塊の山。
まるで発光しているかと疑うほどの眩しさ!
なんでもこの金塊・・・数年前に3人組の強盗によって白昼堂々強奪されたもので、
盗まれた約100キロの金塊のうち、県警が押収した70キロ分とのこと。
警戒を以前より厳重にして再び展示しているそうですが一見の価値あり!です。
いよいよ大鍾乳洞の奥へと入り込む。
中は自然の冷房状態で肌寒い上に時々ポタっと冷たい水滴が落ちてくるのが特に夏の時期には贅沢な喜び。
日本にある観光鍾乳洞のなかでは一番標高が高い場所にある観光鍾乳洞だそう。
自然が時間をかけてつくりだした芸術品の数々。
地球の歴史を感じさせます。
しかし・・・終了時間ぎりぎりに入ったわりには人が多い・・・・・・
バスで団体で訪れたお客がたくさんいて、かなりの賑わいだった。
すいてればもっとゆっくりまわれるんだろうけどね。
飛騨大鍾乳洞を出たのはもう17時30分頃。
ちょっとお腹がすいていたので施設の前にある鍾乳堂という食堂でらーめんとそばとコロッケをオーダー。
観光地の食堂にしては美味しかったよ。
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