持ち合わせが少ないわたくしは特急や新幹線を使わずに時間をかけて移動する計画。
わたくしの住まいは埼玉県草加市で、最寄り駅は東武スカイツリー線の谷塚駅。
深夜バスを前もって予約するのが、一番出費を抑えられる方法なのですが、出発日のチケットは既にソールドアウト。
一般的なルートは大宮から新幹線を利用するルート。
4時間かからずに、金沢まで到着できるのですが、交通費は13,478円。
できるだけ、安く移動したい。
というわけで急行料金を使わずに、ゆっくりと目的地を目指すことにしたの。
7回乗り換えで交通費は8,751円。4,727円もうかせることができるのです。
事前にヤフー路線図で調べたスケジュールで移動できれば、午後7時過ぎには金沢に下り立つことができるはずだったのですが、かなり予定は狂ってしまいました。

午前9時ころに家を出発。
東武線で春日部に向かいます。
ところが人身事故が発生したようで、ダイヤが大幅に遅延。
かすかべから東武野田線に乗り換えて大宮に到着するも当初予定していた電車は出発した後。
ここで路線を再検索した際に亜金沢の到着時間が午後11時過ぎになっていたことを真摯に捉えていなかったんです。
大宮駅外の喫煙所で一服した後に、JR高崎線に乗り込む。
どの駅も、人でごったがえすしている光景は久々ですよね。
なんといっても3年ぶりの行動制限のないゴールデンウィークですからね。
11時58分に高崎駅に到着。
ここで実家へのお土産用を購入。そして、昨夜東武ストアで購入したおにぎりて簡単ランチ。

上越線水上行に乗り継ぎます。
スマホでアマゾンプライムに接続。動画を見ながら移動と考えていたのですが、Wi-Fiはしょっちゅう途切れるので、あまり快適な移動時間とはいえないかも。
ただ、こんな下りがこむ日程なのに、どの電車でも余裕で座ることができました。
13時8分に水上に到着。

さて、次は、ここで問題が発覚。
下り方面のJR上越線、次の便が17時50分までないの。
ヤフーで路線を何度も検索しなおしても同じ。

もっと早く到着したいなら、高崎に引き返して、新幹線に乗車するしかないの。
そうなると水上まで来てしまった手前、もともと新幹線を利用した場合よりも高くなってしまう。
どうしよう?
5時間近くも、時間を潰さなくてはいけないのに、駅前にはお土産屋と数店の高い飲食店があるのみ。
お腹はすいていたけど、食べたいと思わない商品に1000円以上支払うのは嫌。
でも、駅中の案内チラシを見てて、水上が実は温泉地であることを知る。
じゃあ一人で観光してのんびり次の電車を待とう。
そう考えなおしたのです。
日帰り入浴もいいな。
そこで、ネットで見つけた天狗の湯に電話。
1000円で、温泉入浴が可能とのこと。駅から20分以上かかりますが、時間は、あるので、訪れてみることにしました。
→ 天狗の湯 きむら苑 記事


混浴の自然な露天風呂初めての体験でした。
なんか、女性が裸で普通に、同じ宿泊客で別グループの方と話している光景が不思議な感じだったわ。
17時20分頃に水上駅にバック。
それにしても温泉街の普通の住民の方って不便よね。
コンビニもスーパーもないし、食堂はめちゃ高いので。
17時30分既に到着していた長岡行きの車両に乗り込む。
時間が遅いこともあり、電車はガラガラ。
かなり寒くなってきた。
シャツ1枚とジャケット1枚だけの選択は間違っていました。
19時08分
六日町で下車。
北陸急行ほくほく線直江津行きに乗り換えます。
しかし、特急とかじゃない駅って売店もないので、空腹を満たすことが、まるでできないのよね。
こちらのほくほく線、
走行サウンドが凄まじいのね。

Wi-Fiは、なんとかつながることも多かったのですが、音声が聞き取れないのでギブアップ。
運転席の後ろに運賃箱というのが、設置されていて。

これってパスモ使えるの?現金をいれる場合は、料金はどうやって確認するの?
長い乗車時間の目的地直江津の1つ手前の停車時に運転手さんに質問しました。
”直江津で降りるんですが、パスモは使えるんですか?”
”直江津には自動改札があるから大丈夫です。”
なるほど、その他の駅で下車する方は現金なのね。
20時11分に直江津到着。
ホームにお菓子を販売する自販機を発見。
チョコブラウニーを購入。
※やっと食べ物を調達できた。

えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン泊行車両に乗車してすぐに口に放り込みました。
21時33分
泊に到着。
あいの風とやま鉄道 富山行に乗車。
バスのような電車ですね。


1人用の窓際に座って、少し眠ろうとも思ったのですが、寒くて駄目でした。
11駅で、やっと富山に到着したのが、22時28分
あと一息。しかし!
乗り換えの前にトイレに寄ったのが間違だった。
金沢行きが発車するまで4分しかなかったことを認識していなかったの。
あいの風とやま鉄道 金沢行
3番線への階段を登っている時に悲しいアナウンスが耳に届いたのです。
”金沢行きドアが閉まります。”
走ったけど、電車は走り去った後。
やっちまった。
次の金沢行きの時間をチェックすると、最終電車の23時33分。
1時間ほど、また待たなくてはです。
実家に電話して、帰宅が1時過ぎになることを伝えた後、改札をでて夜ごはんを食べに行くことにしました。
まあ、お腹が空いていたので、ラーメンを食べる機会ができたと前向きに捉えましょう。
ネット検索して、その時間でも営業しているラーメン店を見つけました。

→ まるたかや富山駅前店記事
はじめて富山ブラックを食べることができましたわ。
駅に引き返して、最終電車に乗り込む。

すっかり暗くなって人通りもない金沢駅に到着したのが、0時29分。
時間が早ければ両親の住む割出町のマンションにバスで向かうところですが、この時間にバスが運行しているはずがありません。

タクシーも考えたのですが、せっかく、鈍行で浮かせたお金をタクシー代で、使用するのほ悔しい。ので、徒歩40分かけて、1時10分頃3年ぶりの実家に到着したのです。
長かった。
次回、このルートを選ぶ際には、下記の注意が必要だと感じました。
時間には、かなり余裕を持つこと。
温かい服装を心がける。
食べ物はバッグに事前に用意しておく。
Wi-Fiは使えないし、ネットも圏外が多いので雑誌などは必須。

おとな旅プレミアム 金沢・能登 白川郷 第3版 - TAC出版編集部
結局予測外の事態も含め。実家のマンションまで、うちから16時間かかりました。
たまにしか更新しない観光地ブログINDEXへ。