
さて素敵なカフェタイムを終え、美術館内を見学しようとしたら・・・
→ LE MUSEE DE H記事
美術館に全く興味のないハニーと母はロビーで待っていると言い張るがや・・・
せっかく美術館に来てんし、中入ればいいがにね・・・
ということで入場無料の子供2人を連れて俺一人分のみ入場料を払って中に入ったがや。
いくつかある展示室の前には小さめの彫刻が展示されとるわ。


最初に訪れた展示室は古九谷焼が多数。
実は俺は陶器にはほとんど興味がなくて、価値のある古い陶器も安ものも全然見分けることが出来んかったり・・・
石川県出身の作家の作品の数々は絵画、彫刻など・・・
この時期特別展示で徳田八十吉三代展が開催されとったがや・・・
事前には俺は知らんかったけど、有名な九谷焼の陶工らしい。
3代に渡って名前を襲名した名工の三代の作品が並べられとったんや。
陶器には全く興味のない俺なんやけど、三代めの幾何学的なデザインの圧倒的に鮮やかな色彩はすごく印象に残ったわ。
しかも見る角度と光によってもまた違う風に見えるがや。
もう1種類期間展示をやっとって、こちらは不思議がいっぱい!
親子で観賞することを目的としている展示なんやけど、子供にはちょっと難解かも・・・
でも立体的な絵画があったり、なかなか興味深くはあったわ。
たまにはこういう古い芸術品を目で感じる時間もいいもんやね・・・

この美術館のある広大な敷地内には他にもいろんな展示館があったわ。
さて武蔵が辻のデパートで買い物をするという家族たちには先に行ってもらって、
俺は通りかかって気になった近くの迎賓館へ行くことに。
以前訪れた新しい金沢の観光の目玉金沢21世紀美術館を横目に見ながら
坂を下る。
● 金沢21世紀美術館
→金沢21世紀美術館記事
● しいのき迎賓館


建物の正面には樹齢約300年とも言われるでっかいしいのきが・・・
2003年に移転した石川県庁の建物に新しい建築物をミックスさせて2010年に完成した複合施設なんやわ。


正面玄関は大正13年のままで、すごくレトロなんやけど、中に入ってみるとガラスを多用した近代的なスペースが広がっとったり・・・
面白い空間やわ・・・
ちょうどこの時ガラス作品の展示会が開催されとったんやけど・・・
光を反射して輝く歪なガラス作品の数々はめっちゃ俺の感受性を刺激したんや!

ほな、家族たちが待つ武蔵が辻に向かおうと思ったんやけど、すぐ隣のこれまたレトロな建物が気になったんや。
● 石川四高記念文化交流館

こちらの建物は旧四高の教室を多目的に利用する「石川四高記念館」と泉鏡花、徳田秋声、室生犀星等、石川県ゆかりの文学者の資料を展示する「石川近代文学館」によって構成されとるがや。
石川近代文学館の方は有料やし、あんまり時間もなかったから無料の石川四高記念館の方だけ中に入ったがや。
古い時代の学生生活を垣間見られる展示やレトロルームの体験など・・・


中央公園の入り口に大きな存在感を見せているレンガの建物も一度は行ってみたかったけど・・・
今回もパス。
● 石川県立歴史博物館
石川県の歴史的な展示がされとる博物館らしいわ。
しかし、この辺にはいっぱい文化施設が並んでいるがやね。
ちなみに俺は行ったことないけどこんな施設もあるわ。
● 石川県立能楽堂
● 石川県立伝統産業工芸館
● 藩老本多蔵品館
● 金沢ふるさと偉人館
● 金沢市立中村記念美術館
● 前田土佐守家資料館
● 室生犀星記念館
● 泉鏡花記念館
● 金沢蓄音器館
● 金沢文芸館
ぜひ興味のあうところ行ってみまっし!
さて家族の待つ武蔵が辻に急いだんだけど、
途中で通りかかった尾山神社に寄り道。
● 尾山神社


ブログでまだ紹介していなかったから写真だけでも撮影しようと思ったがや。
数年前にここで厄祓いをしてもらったがやけど・・・
神社の境内がこんなに広いとは知らなんだ。


池の上に短い遊歩道があったり・・・
1873年に創建された神社で
津田吉之助によって建てられた神門は重要文化財に指定されとるそうや!
さて尾山神社を出ようとした時に雨が急にざ〜
傘もっとらなんだし、びしょ濡れになってしもたわ。
武蔵が辻で買い物をした後の夜ご飯は恒例のまいもん寿司!
● 金沢まいもん寿司
去年訪れた際よりはメニューが減っていた気はするけれど、
相変わらずの美味しさやったわ・・・
特にマグロの大トロと黒鮑が最高!
ここも食の博物館と言えるかもしれんと思わんかいね?




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