2010年08月08日

東京都現代美術館

東京都現代美術館 (清澄白河)

MO+.jpg


今週は土曜日は出社当番だったから、そんなに忙しい時期でもないので
前日の金曜日に有給をとって休むことにしたんだ。

家でゆっくりDVD鑑賞でも・・・と思っていたんだけど・・・
子供たちが夏休み中だから、どこか連れて行ってとハニーからのお達しが・・・ふらふら

中一の長男は学校の宿題で休み中にどこかの博物館を見学してレポート提出をしなければならなかったので・・・
借りぐらしのアリエッティ展を行っている東京都現代美術館に行くことに。

借りぐらしのアリエッティ展・・・あんまり俺は興味ないなぁ〜

そう思っていたんだけどでホームページで概要を調べてみると、急に興味が沸いてきた。
開催されている特別展は借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展

種田陽平とは現代を代表する映画美術監督で、
三谷幸喜の”マジックアワー”や、あのタランティーノの”キル・ビルVol1”にも参加した方。
その種田陽平が借りぐらしのアリエッティの世界を博物館内に作り上げたというのだ。

この東京都現代美術館を以前訪れたのは10年以上も前。
キース・へリングの展覧会を鑑賞した時以来。
当然駅からの道順も覚えておりません。

大江戸線の駅からは約12,3分ということなんだけど・・・
結構歩いたなぁ・・・ちっ(怒った顔)

ところどころに電柱看板や案内があるんだけど、いずれも大きなものではないので、
注意深く観察していないと行き過ぎてしまう。

MOMA案内2.jpg MOMA案内.jpg MOMA電柱案内.jpg


一度かなりの距離を行き過ぎてから、歩いていた女性に道を教えてもらって、ようやくたどり着きました。

さすが美術館!
建物もその周りに配置されたオブジェもアートへの好奇心をくすぐるムードをかもしだしております。

MOMA外観.jpg MOMA正面.jpg

ではまずは子供たちお待ちかねの借りぐらしのアリエッティ展。
この映画は俺は見ていないけれど、まるで映画の中に迷い込んだような不思議な世界。

アリエッティ.jpg サブエントランス.jpg

小人の目から見た家の中が景観がとっても刺激的!
種田陽平はこのアニメ映画を実写で撮影したらどうなるか?
そう考えてこの巨大なセットを構築らしい。

普段はセットには役者たちが訪れるものだけど、今回はその代わりに観客が直に訪問するというわけね。

大きなネジやグラスや砂糖。
大きなゴキブリがうごめいている水道菅はリアルだったなぁ・・・
その中でも一番俺がびっくりしたのはのぞき窓から見るようになっているでっかい椅子と靴。

本当に自分たちが小人になってしまったようだったよ。

3フロアにわたって展示されている借りぐらしのアリエッティワールド。
ちょっとセットに近つくと

”お手を触れないで下さい!”

と警告を受けるんだけど・・・

ここは通常の美術品と違ってセットの中に入り込む形式。
手を触れたり写真を撮ったりすることが出来たらもっと小人感を味わうことが出来るのに・・・
体感型の美術鑑賞の方が向いているのに・・・とは思いました。

Arrietty's Song(借りぐらしのアリエッティ・主題歌)


さて巨大な、そして小さなセット見学が終わると、そのまま種田陽平展に続いている。
種田陽平が参加した映画の数々のデザイン画や建築中の写真なんかが展示されていてとっても興味深かった。

何もないところに集落やホテルのある町をつくっておいて、映画の撮影が終わると全て取り壊してしまう。
う〜ん、なんてもったいないんでしょう!

キル・ビル Vol.1 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD] ザ・マジックアワー スタンダード・エディション [DVD] スワロウテイル [DVD] THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション [DVD]




特別展示の鑑賞を終えてロビーの心地よいソファで少し休んだ後に、今度は常設展に入場。

MOMAホール.jpg MOMAオブジェ.jpg

MOMAエレファント.jpg MOMA常設展.jpg

様々な絵画が広い展示室の四方の壁に展示されている。
俺は絵画なんかも鑑賞するのは好きなんだけど、やはり子供たちには退屈だったみたい。

”早く行こうよ

を何回も繰り返されてしまう。もうやだ〜(悲しい顔)

ビデオでモニター画像と画像前に配置されたオブジェを撮影して壁面に映し出す、ポップな動くアートには子供たちも興味を持ったみたいだけど・・・

でも久しぶりに訪れた美術館。

とっても心が満足することが出来たよ。

芸術に触れる時間ってなんか忙しい日常を忘れられる気がするし、
知的好奇心が触発されていろんなアイディアが浮かんできそうにもなるしね。

MOMAの池.jpg MOMA椅子取りゲーム.jpg

いやぁ〜美術館って本当にいいもんですね!

さて駅までの道のりも1回角を通り過ぎて迷ってから駅に辿り着き家路についたのでした。

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posted by Kaolu T at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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