
俺の両親が息子の中学進学のお祝いをするために上京した。
本当は温泉とか一緒に行ってゆっくりしたいところだったんだけど、
とにかく俺の仕事が忙しくて土曜日休みがとれるかどうかわからない状態。
金曜の夜にならないと、翌日OFF出来るかどうか未明なため、宿泊先の予約が出来ないわけよ。
そこで近場に出かけることにしたんだ。
なんとか土曜に携帯で仕事電話はいっぱいしなきゃいけないけど、
久しぶりに休むことが出来たのやわ。
午前11時40分頃上野駅に金沢から到着した両親を迎えにいき、
上野の忍不の池の前でます寿司で食事。
その後はハニーの提案で駒込の六義園に向かうことにしたんだ。
六義園は都内では有名な広大な日本庭園らしいんだけど、
俺は数日前、ハニーからその名前を聞くまでは知らなかった!
山手線で移動し、駒込駅で降りると、六義園のポスターが・・・
結構でかい敷地の観光地なのね。
さて駅から歩いて5分程度。
大人300円の入場料を支払って入園です。
山道のようだけど明るい日光の注ぐ散歩道は歩きやすく心地よい。
ところどころに色鮮やかな花が美しさを競っている。
大きな池の水面には木々と太陽のまぶしい光線が反射されている。
なんか兼六園のような、新宿御苑のような趣。
こんな都会の真ん中に、こんなに広い日本庭園が広がっているなんて知らなかった。



散歩道の脇には短くカットされた竹。
覗き込んでみるとなかには電球と白い紙がセッティングされており、
この和風な演出は暗くなってから素敵な光を人々に照らすんだろうなぁと想像でき、夜の景色を確認してみたくなったよ。

入場の際にもらった小さな見開きのリーフレットによると、
この日本庭園は1702年に五代将軍徳川綱吉の信任が厚い
川越藩主・柳沢吉保似よって築園した和歌の趣味を基調とする大名庭園なんだそう。
その後明治時代に入って三菱の創始者岩崎やたろうの別邸になったそうな・・・
こんな広い敷地が別邸だなんて、めっちゃスケールがでかいけど、
1938年にはこの庭園を東京都に岩崎家は寄付したらしいんだ。
こんなすごいスケールをポンと寄贈しちゃうってのもすごすごだよね!
とにかくし静の中で自然の息吹を優しく感じることが出来るこの庭園。
都内の近くにお住まいの方でも訪れたことがない人は多いはず。
地味ではあるけれど、落ち着ける空間ではありますぞ。



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