→のと海洋ふれあいセンター記事
この宿泊施設の立地は外浦なので、海洋センターからは軽く1時間程度は必要なんだ。
前半は海沿いのドライブで風が心地いいけど、後半は山道のエンドレスなカーブ。
運転しながらも、ちょっと車酔いしてきたかも・・・
途中千枚田PAに車を寄ろうとしたら満車で近くの広めの路上に駐車。
展望台から眼下に広がる海と千枚田の光景を目に焼き付けたのでした。


白米千枚田とは坂を利用した小さな田んぼの集合体。
田の枚数は国指定部分で1,004枚もあるそうだよ。


ホテル高州園に到着したのは16時頃。
和室10畳が二部屋の続き部屋に俺の両親、うちの家族の計6名で宿泊。
古い旅館のようで、スタッフもゲストも年輩の方ばかりやったわ。

温泉での決まりごと。
食事前にまずはお風呂へ。
最近の旅館ホテルっていろいろなお湯があったりするものだけど、
こちらはメインのお風呂と外の露天風呂のみ。
俺の大好きなサウナは3人も入室すれば満室になるほど狭いスペースで
TVもなく砂時計があるのみでのんびり汗を流すといったムードではなかった。
それでも海を目の前に鑑賞しながらの露天風呂はやっぱり気持ちよかったわ。
さて夕食は6時30分から個室で・・・
個室ってのはゆったりしてていいけど、テーブルがちょっと狭くて別オーダーしたビールのジョッキを置く場所にも困ったり・・・
和食の会席はどれも目も舌も楽しませてくれる繊細の日本料理だったよ!




揚げ物がなかったのはちょっと残念だったりもするけど、
焼き物で牛肉と豚肉の2種類が楽しめるのはよかったわいね。
子供たちにはお子様セットを頼んでおいたんだけど・・・
この量が半端ねえ・・・
串揚げにステーキにカレー・・・
子供たちは食べきれなくて残しちゃうから、その分俺が胃の中に収めて
翌日体重を量ったら連休前より5キログラム増!
子供たちのステーキめっち分厚くってこんな厚さのステーキ久しぶりに見たよって感じでございました。


21時からはホテル地下にある会場でのショーを見学。
御陣乗太鼓(ゴジンジョダイコ)
ホテルのスタッフの方に聞いたら20分程度の演奏で大人1人1500円。
1分75円・・・
ちょっと高すぎる気もするけど・・・せっかくだからということでチケット購入。
小さなステージに向かって客席が並ぶミニシアターのような会場です。
御陣乗太鼓は石川県指定無形文化財、輪島市指定無形文化財、に指定されてはいる伝統文化。
天正4年(西暦1576年)越後の上杉謙信は、奥能登平定に駒を進めたそうなんだけど、
その際に武器をもたない村人達が、樹の皮で仮面を作り、海藻を頭髪とし、太鼓を打ち鳴らしながら寝静まる上杉勢に夜襲をかけたそうなんや。
上杉勢は陣太鼓と奇怪きわまる怪物の夜襲にビックリして、戦わずに退散したと伝えられとるんやて。

仮面をかぶった男たちが1つの大太鼓を激しく踊りながら強打します。
背景にはプロジェクターで映し出される輪島の海の光景。
だけど太鼓って楽器はすごいね!
同じ太鼓の皮で複数のリズムを同時に鳴り響かせることが出来るんだけら・・・
5,6人の仮面の男たちが交互に登場し、太鼓の皮や淵を打ち鳴らす姿と音は迫力満点!
最後には全員が舞台に登場して大拍手の中エンディングとなったのでした。
ちょっと値段が高すぎ・・・と思っていたけど一見の価値はあった。
御陣乗太鼓ショーが終了した後は女性演歌歌手による2曲の歌唱。
御陣乗太鼓ショーが終了すると客の70%は席を立って寂しい状況に。
歌手の歌披露の後は客ののど自慢大会と移行するのですが・・・
父も歌うのをためらったので俺たちは会場を後にしたよ。
翌朝7時頃に起床して軽く温泉に入った後に朝食。
昨夜の個室で和の昼食。
ホテルをチェックアウトしてずっと行ってみたかった輪島朝市に向かう。
駐車場に車をとめてアーケードを散策。
おばちゃんたちがござを広げて魚介物なんかを販売しているのかと想像していたんだけど・・・
普通のアーケードストリートなんだね。
もちろん簡易テントの下で販売を行なっているおばちゃんもたくさんいたけど・・・


台湾で歩いた朝市のコンパクト版といった感じ。
→台湾朝市記事
能登名物のいしるを売っている店も多く見かけたんだけど・・・
安いところで1本300円!
ヤマト醤油味噌で購入したものを1本650円以上したから・・・
同じ値段で2本も買えたんだね。
(まあ品質は違うだろうけど・・・)
→ヤマト醤油味噌記事
朝市では何も購入しないまま、車に乗り込み金沢へと向かったのでした。
それにしても何回も訪れている金沢なのに、
今回は初めて訪れる場所、初めて見る景色がたくさんあって、
驚きに満ちた新鮮な旅行になったよ!
石川県も奥が深いわぁ〜
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