午前6時までの高速の早朝割引を利用しようと5時頃に出発。
所沢インターをなんとか6時1分前にぎりぎりで通過。
15時30分頃に金沢西インターで高速を下りたんだ。
もっと渋滞しているかと思ったらそうでもなかった。
やはり高速代計1450円ってのは過去支払っていた料金を考えると毎回感動しちゃう。
さて実家に戻る前に少しばかり観光をと思って向かった先がこちら。
石川県金沢港大野からくり記念館。
今まで金沢を訪れた際に何度も見学の候補にあがりながら、年末年始が休館だったりで行けなかった場所。
金沢港の海沿いにある風変わりな建物だよ。


入場料を払って中に入ると長い廊下の先にはたくさんの柱が斜めに上に向かうドーム型の展示室が広がっていた。


幕末の科学技術者大野弁吉の発明した技術や昔のおもちゃなんかが展示されているんだ。
地味ではあるけれど昔のおもちゃは手にとって体験することが出来るようになっていて、
初めて目にする古いおもちゃの数々に子供たちは興味津津だったよ。
貴重なからくり人形の動きの実演なんかもあるしね。
ドーム型の展示室を出て、入り口隣の別館は体験コーナー。
先ほど展示してあった昔のおもちゃの他、目の錯覚を利用したデザイン画や立体模型が多数展示されておりました。




なんとなく懐かしい気分になりながら、車に乗ってからくり記念館を後にする。
車で海の上にかけられた橋を渡ると、醤油ソフトクリームという文字が目に飛び込んできた。
何

そんなの初めて聞いたぞ。
気になった看板のあるエリアに右折。
古めかしい建物に囲まれた駐車場には車がいっぱい。
建物の看板には・・・
株式会社 ヤマト醤油味噌

このレトロな醤油工場は実は有名な観光スポットなのかもしれない。
車を降りてすぐソフトクリームの販売カウンターがあるのかと思ったら、
→で案内が続く。

階段を下りてヤマト醤油味噌と書いた建物の裏側に回るように2,3分歩く。
→を辿って行くと、レトロな外壁の建物の中に醤油や味噌が並ぶ売店を発見。
ここのカウンターで醤油ソフトが販売されているんだ。
300円でソフトクリームを購入する前に醤油の数々を試飲。
おちょこのような小さな皿に試飲用のボトルから醤油を注いで味を比較することが出来るのよ。
金沢の甘口醤油、二段仕込み醤油が相当に美味しかった。
醤油も銘柄や作り方によって全然味が違うものなんだね。
醤油の奥深さを初めて感じたよ。
ここではいしると醤油ソフトを購入。
黒いソフトかと思ったら白いんだね。
醤油の甘さがほんのり香る美味しいソフトクリームだったぞ。


最近はアイスクリームにかける醤油なんてのもあるそうで(ここでも販売されていた)
ミスマッチだと思っていたものの中にも意外といける食べ物ってあるんだね。
売店の横には甘酒カフェが併設されていて、
甘酒と醤油シュークリームなんかを味わうことが出来るようになっている。
レトロなムードの中で新しい味の体験が出来るお勧めのスポットだよ!
醤油ソフトの看板に気が付いて立ち寄ることが出来て本当にラッキーでした。
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この記事を読んでいたら、昔小学生の時に読んでいた「学研のひみつシリーズ」に、「アイスクリームに醤油を少したらすと甘くなる」と書いてあったことを思い出しました。