なんてったって土日はETC搭載車は高速料金が1,000円で済んじゃうからね。
上諏訪で両親と待ち合わせしていくつかの観光スポットを巡った後宿泊先である
RAKO華乃井ホテルのプールで泳いで温泉に入って豪華な食事。
うちは洋食のプランで予約しておいたんだけど・・・
食事は6時から1階のフォーシーズンズで。
そんなに広くない店内は静かな音楽が流れていて、とても落着いた雰囲気。
コース料理で前菜からデザートにいたるまで至極の味!
本当においしゅうございました。

→彩四季・フォーシーズンズ 洋食コース記事


食後は予約しておいた屋形船での花火鑑賞ツアー。
なんとこの諏訪湖周辺では8月1日から9月6日までの毎日花火が打ち上げられているんだ!
すごいお金のかけかた!
こんなに観光客を集める努力をしているのに、こんな情報俺は今まで知らなかったぞ。
ホテルの前で参加者は集合。
マイクロバスに乗って乗船場に向かいます。
外は暗く、肌寒くなってきている。
乗船場で事前に渡されたチケットを見ながら係りの人が客をいくつかの舟に誘導。
俺たち家族はやや大きめのビニールハウスのような畳がひかれた船に靴を脱いで乗り込む。


そしてテーブルの上にあるライフジャケットを全員着込むように指示を受ける。
和室の中央に低いテーブルがあって、両側に客は中央に向かって座ったのさ。
なんでビニールハウスみたいなのかというと・・・船の両方の壁がなくってビニールが風よけになっているから。
なんか野菜になった気分だぞ。
スタッフは船長とおしゃべり上手のちょっと園村準に似たおじさん。
その日は相当風が強かったらしい。
普段はこの天候では船をだすかどうか危ぶむところらしいんだけど、これだけの予約が入っているから運休するわけにはいかない。
この季節ライフジェケットをお客さんが装備するのは初めてとガイドさんは言ってたけど・・・ほんまかいな・・・
船は出港!

風が吹いてくる方向とは逆側の俺たちのいる方のビニールが開けられる。


くるくるとスタッフの方が手動で回すとロールスクリーンのように上がっていくのね。
やっぱりこのビニールがない方が眺めはいいし、湖の冷たい風も肌に感じることが出来て心地よい。
さて花火観賞ポイントに近付いたところで船はSTOP。
もう一方のビニールも上にがらがら上げられる。
湖には明かりがないから暗くて少し先のホテルの灯りがより美しく見える。
ヒューン!ボーン!

前方の空で大きな花が広がってゆっくりと消えていく。
花火が上がるのは俺たちが座った側だったから反対側の方もこちら側に近付いて観賞。



そんなに火花が飛んでくるほど近い距離ではないけれど、やはり障害物が前に何もないのは、自分たちで花火を独占しているような錯覚。
しかも上空で散った花火の色彩が湖面に反射して水面にも光が広がるんだ。
船の上で花火を見たのは俺は初めてだったんだけど、地上で見るのとはまた違った感覚で新鮮。
色も音も・・・


ハート型の花火が広がるとカップルたちは大喜び。

拍手が船の中で巻き起る。
20分程の大空の劇場上映が終わると、ゆっくりと帰港。
湖のあちこちに花火の発火台になる棒がたっているんだね。
この時期毎日実施されている花火の宴だけど・・・
8月15日には、もっと大掛かりな諏訪湖祭湖上花火大会 が開催されて多くの人で賑わったらしい。
この時には水上で点火する花火が半円形になって広がる夢のような光景が見れたんだそうだ。
ちなみに9月5日の土曜日は全国新作花火競技大会。
全国から煙火師が集まってその技を競うそう。
そして翌日の花火期間最終日はサマーナイトファイヤーフェスティバル・フィナーレ
音楽とシンクロした花火の打ち上げなんて演出もあるんだって。
俺もそっちにも興味あるけど、また2週連続で諏訪に行こう!とも思わないし・・・
夏の最後を花火をみて過ごすってのもいいかもね。
俺たちが乗ったクルージングは今日までなので、船から花火観賞したい方は来年の計画に組み込んでね!

さて俺たちはバスでホテルに戻って、2度目のお風呂タイムに出かけたのでした。
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